簡単に分かるほどセックス

単純に風俗嬢の収入格差をみていくと、収入で風俗嬢の頂点に君臨するのは、東京の吉原を代表格とする高級ソープランドの有名店でトップ人気を誇る、それなりに名の通ったソープ嬢とのことだ。映画に出てくるような、セレブ専門の超高級秘密娼婦というのも存在するのかもしれないが、それらは性風俗ライターの取材対象にならないため、一般的な範囲内では、高級ソープ嬢ということで間違いなさそうである。
風俗の世界では46(シブロク)と呼ばれ、店の取り分は4割、残る6割が女の子というのが一般的な取り決め相場となっているが、ソープランドの場合は、本番を中心とした一連のサービスに対して支払うサービス料がソープ嬢の取り分、部屋の使用料として支払う入浴谷料が店の取り分としている場合が多い詳細な料金設定は店ごとに異なる。その他の様々なオプションに伴う追加料金や指名料は、全額ソープ嬢の取り分としている店は多く、ソープ嬢にとってはいかにして客に追加料金を支払ってもらうかが、収入アップの重要なポイントとなる。どんな世界にもデキるヤツとできないヤツはいるものだが、ソープランドもしかり。よく稼ぐソープ嬢は、そのための努力を惜しまないという。客との関係が恋愛的でフレンドリーなものとなれば、プレイの内容や質の幅も広がり、どんどん固定客が増えていく。
噂が噂を呼んで、芸能人やトップ経営者など、社会的地位の高い男たちの予約でいっぱい、というソープ嬢もいる。自由競争原理が強く働く世界だけに、デキるソープ嬢は、デキるファンドマネージャー同様、着実に階段を昇っていくのだ。頂点に君臨するのは、「客一人あたり5万円程度の取り分のあるソープ嬢」。彼女たちが、収入面で風俗嬢の頂点に位置している。もっともよく稼ぐ高名な人気ソープ嬢となると、月収500万~600万円にも達するという。日本一のソープ嬢は世界一といわれ、このレベルにあるソープ嬢は、世界的にも性風俗の頂点に位置しているのかもしれない。
また自分でしか満たされない客がいる彼女たちは、本当の職人なのだ。自分にしかない技術を持ち、
底辺に棲息するのは地方のピンサロ嬢底辺はどうか。
一方、を伴った性風俗の中で、収入が首都圏の最下層に位置するのは、埼玉の熊谷や草加、東京の大塚などにある、時間帯によっては3000円から楽しめる激安ピンサヌキロということになるようだ。こうした店の中には、店員に「○○ッ○エロ漫画雑誌の広告を見て来た」と告げると、さらに割り引くサービスを行っているような店もあり、とにかく安い。ピンサロの場合、風俗嬢の報酬洲は時給制で、都内一等地の人気店でも1時間あたり2500円が相場なので、こうした激安店で働く風俗嬢たちの収入は推して知るべし。
高級ソープでトップ人気を誇る風俗嬢たちの10分の1がいいところだそうだ。
ちなみに、こうした客単価3000円級のピンサロだと、まれに中国人女性がつくこともあるが、基本は日本人女性である。変わり種としてはヌキを伴ったおっぱいパブがある。性風俗関連特殊営業の規制が強化されて以来、普通のおっぱいパブに変わってしまった店も多いまた、が、今でも群馬の太田などでは、昼間などの早めの時間帯で50分6000円から、遅めの時間帯でも8000円で楽しめる店が残存している。制限時間の50分の間に3回転し、その中で気に入った女の子に交渉し、承諾を得られれば、追加料金2000円を支払って、オプションでフェラで抜いてもらうことも可能。追加料金は風俗嬢の取り分となるが、高級ソープ嬢などと比べると、圧倒的な薄利多売系である。熊谷·太田地区では、6500円で本番ができる店も存在したが、50歳ぐらいの高齢風俗嬢が登場したという。余談ながら、東京·大阪·名古屋などの大都市に比べ、北関東の辺地になると格安で、たとえば埼玉の熊谷では、シャワーと本番を楽しめて1万円以下あと、本番アリのヘルスでも、から利用可能。制限時間は45分。指名料も安く、2000円程度のアップにとどまる。

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これら底辺クラスの風俗店でも、頑張れば日給で多い時に6万円、月収で60万円程度は稼ぎ、風俗以外の職種とは比較にならない高収入が得られる。
わざわざ都心部へ出稼ぎに行かなくても、地元で高収入を得られるというわけである。ファストフードなどの普通のアルバイトや、派遣社員として働くよりは、圧倒的に効率よく稼げるわけで、いかに底辺とはいえ、性風俗嬢は一定の高収入を稼ぐことができる有力な職業であることに変わりないようだ。収入格差よりも、ミ精神的格差、が大きい風俗嬢たち現場での労力や客から要求されるサービスレベルは大きく異なるとはいえ、超高級ソープランドの有名店で名を高めた人気ソープ嬢だけでなく、ローカル地区の激安店で働く無名のピンサロ嬢でも、一般的な職業に比べれば、破格の高収入が得られる。
そのせいで、底辺クラスの風俗嬢であっても、下から上を見上げて羨望する、というようなことはほとんどないという。収入に関しては、トップもボトムも満たされるレベルなので、そこには深刻な格差は存在しないのだ。考えてみれば、ピンサロ嬢が「私、頑張って高級ソープ嬢になるわ!」という大志を抱いたとしたらヘンである。これは、他の業種にない特殊な傾向と言える。ただ、風俗嬢の場合、格差は収入面よりも、精神面で大きく出るのだという。
例えば、依然として日本の高級ソープランドの頂点にある吉原の有名店は、店内に高級クラブや高級ホテルを思わせる上質な造りと雰囲気が演出されており、高額な料金に相応しい格調高いサービスにて客をもてなす。
ソープ嬢たちも、単なる性欲解消のはけ口ではなく、客に洗練された癒し空間を提供し、他に代え難い貴重な時間を売っているという崇高な意識を養うことができる。貧乏人が常連客となることなどまずそうした高級店のソープ嬢は、容姿が端麗であるばかりでなく、一流の世界で生き抜く顧客たちの要求レベルに見合った知不可能な、性や教養、奉仕精神が必要となる。
人間性も磨かれていなければ、一流の顧客たちから連続して指名を受けることはできないため、人間として、女性として質の高い緊張感のもとに仕事をしているのだ。その肉声をとらえるのはなかなか困難で、断片的なコメントしか取れなかったが、ほぼ例外なく自分の仕事に誇りを持ち、前向きな気持ちで日々を過ごしている。
「風俗は究極のサービス業、だと私は思っています。この仕事に就いて、失ったモノも色々あるけれど、それよりも得たモノの方がはるかに大きいです」吉原高級ソープ嬢·Kさん「些細なことだけど、私とかかわったことで生まれる何らかの力によって、お客様がプラスの方向にむいてくれることに、満足感と生き甲斐を感じてます」吉原高級ソープ嬢·Sさん彼女たちの口調閲は自信に満ち、後ろめたさは微塵も感じられなかったという。頂点に君臨する高級ソープ嬢たちは高いプライドを持ち、世間一般に対してはともかく、心の中では胸を張って生きているのだ。そこには、男性に快楽を与え、癒しているという、気高いプロフェッショナル意識がある。
店舗を持たない派遣型のデリバリーヘルスでも、常連の顧客から心身共に求められてることを実感し、自分の存在価値を見出だせることに幸福を感じるケースまた、もあるという。
「デリヘルは都内だけでも数はものすごく多くて、女の子はそれ以上にたくさんいるのに、その中から私を選び、そして何度もリピートしてくれることがすごく嬉しいんです。
とある常連様とは、いつも熟年夫婦のようにマッタリと過ごしています。私の生理日まで把握している方も居て、嬉しいやら恥ずかしいやら……」トップデリヘル嬢·Yさんアルバイト感覚の夢追い嬢、風俗界の頂点に君臨する高級ソープ嬢たちが、心中秘かにプロフェッショナルとしての自分に自身を持ち、接客に生き甲斐を感じているのに対して、そのすそ野の中間層に幅広く生息するフツーの風俗嬢たちは、風俗界を収入を得るための手段として割り切り、他の何かを目指しているケースが多い。

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風俗は抜きにいく

その典型が、風俗に勤めている、という意識さえ希薄なままに、小遣い稼ぎのバイト感覚で、性風俗の世界に足を踏み入れる女の子たちだ。彼女たちの生の声を集めてみた。
「福岡·中洲のおっぱいパブで出逢ったのは、いたって普通の家庭環境で育ったという平凡な雰囲気の18歳。そこは指入れがOKな店なので、まず入店するとフィンガーボールで指を洗わされる。ちなみに、フィンガーボールなるものをこの店で初めて使うという若者も多いらしい。『私はもう進路が決まっていて、4月からキャビンアテンダントの専門学校に通うの出逢ったのは3月。将来は世界中の空を飛びまわりたいの!』。その18歳は、目をキラキラと輝かせながらそう言った。彼女にとってのおっぱいパブは、ファーストフードやファミレスと変わらない、ごく普通のアルバイトだったんです」風俗ライターK氏「熊谷のピンサロで出逢った29歳のIちゃんは、平日の昼間は太田市にある工場で働いてるって言っていた。
エステ関係の仕事に就くための専門学校へ通いたいんだけど、工場の給料だけじゃ学費が捻出できないので、副業として始めたんだそうだ。それほど若くないので、少してでも早めに勉強をスタートさせたいという焦りもあったようだ。彼女の『学費が貯まったら辞める』という決意は揺らぐことなく、その娘は出逢ってから半年ほどで店を辞めていった。彼女は風俗を、夢を実現すための手段のひとつとして、完全に割り切っていたね」風俗愛好者T氏「熊谷にある指名込み1万2000円の本番店で出逢った、いたって普通のOL風の風俗嬢は、実際に昼間は地元の大宮駅近くのオフィスでOLをしていると言ってました。特に借金などがあるわけじゃないけど、『一人暮らしのOLは、給料だけでは買いたいものも買えない』というそれだけの理由で体を売ってたんです。
地元にも風俗はあるけど、そこで働動くと会社の人に会うかもしれないから、熊谷まで通っているんだって。大宮の風俗で遊ぶ人は、熊谷まで足を延ばして来る可能性は十分高いと思うんだけど、意識がライトなせいか、そこまでは気にしていないようでした。こういうコは掃いて捨てるほどいっぱいいます」風俗ライターW氏突出したコストパフォーマンスの高さから、週末は行列ができるほど大人気のビデオBOXは、個室でアダルトビデオを鑑賞しながら股間をしごいてもらうだけのライトな性風俗。
原則として、おさわりは認められていないので、特に経済的に困ったわけでもない、普通の女子学生が、小遣い稼ぎにテコキ嬢として就業しやすい業種であるといえる。ビデオの鑑賞料が50分2000円、テコキとおっぱいサービスを追加しても全部で4000円程度という安さとお手軽さが魅力だ。西川口のそんな店で出逢った20歳代半ばの女の子·Kちゃん。借金があるわけではなく、ジャニーズのおっかけをすることが趣味で、そのコンサートチケットや移動にかかる費用を捻出するために働いていると言っていた。ジャニーズといっても、SMAPとかTOKI0などのメジャーグループではなく、名前を聞いてもピンとこないような若手アイドルのファンだそうだが、『こういう仕事をしてまで追っかけて、その先に何があるの?』とつい尋ねてしまって、いたく機嫌を損ねてしまった。
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「かつて、池袋にあったヌキを伴うおっぱいパブに居たハタチぐらいの娘は、単に家賃の高さが原因でこの世界に足を踏み入れたと言っていました。北海道から上京してきた直後、最初に入った不動産屋に、『女の子はこのくらいの部屋に入らないと危ない』と、オートロック付きの高級マンションをすすめられたんだそうです。上京したばかりで都内の賃貸相場もわからず、その部屋に入ったものの、法外に高い家賃2DKで20万円と当面の生活費をかせぐためにおっぱいパブで働き始めて、そのままダラダラと働き続けざるをえなくなっていったそうです」

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風俗ライターW氏明確な目的もなにもなく、そんな些細なきっかけでこの世界に堕ちてしまった女性たちは、収入はともかく、自分に対する自己評価が限りなく低い。つまり、精神的に最下層に生息せさるを得なくなってしまうのだ。
彼女たちは、プライドを持てないがゆえに、心ない客からの侮海蔑的な言動や態度に傷つきやすく、さらなる自己嫌悪に陥りながら、生活維持のためにやむ得ず続けている。
「私も人間。ロボットでもなければ、公衆便所でもないのに」
「客に財布から5万円盗まれた。チチ孫ませて、くわえさせといて金まで取るなんて、ホントにサイテー!」
「シャワーもうがいも拒否。汚いチ○コを口に無理矢理突っ込まれて、痛いって言ってるのに指入れをやめてくれない。私を人間扱いしていない。それが仕事だろが!
、て言われて、何も反論できない自分が哀れ」彼女たちは、ワーキングプア層が自らの状況を恥じて不満の声を上げずにひっそりと生きているのにも似て、あまり自分を語りたがらない。そのため、こういった心の傷は、めったに晒してくれない。これらは、風俗ライターや愛好者が偶然彼女たちの心の叫びである。聞いた、多くのコたちは、別に……なんとなくやってるだけと、ライト感覚であるかのように装うが、実はボディブローにように徐々に心にダメージを負い続け、精神的最下層に転落しているコも多いようだ。
高級ソープ嬢にはプロ意識が、アルバイト感覚のコには他の目的があり、それが精神を支えているが、彼女たちにはそれがない。後ろめたさから、まともな恋愛もあきらめるようになり、その心の穴を埋めるため、ホストなどに走って、さらなるマイナススパイラルに陥るケースも多いという。収入面では基本的に恵まれている世界だが、その分、精神的格差は計り知れないほど大きいのである。
平成17年度ここまでが1%以上。ちなみに全国平均は1.16%だ。傾向としては、旧産炭地の福岡県と北海道が突出しており、平均県民所得が最下位の青森県がそれに続く。大阪府と東京都の2大都市は、生活困窮者が自然と流れ込んで来るのと、比較的保護が受けやすいという事情があるようだ。
6位以下については、平均県民所得の低さと「開放的な南国気質↓保護の申請にためらいが少ない」という要素が関係していると思われる。
さらに詳しい自治体別のデータは、都道府県指定都市·中核市、つまり比較的大きな都市のものしか公開されていないが、参考までに上位を挙げると、1位、大阪市3位、旭川市2位、函館市3.19%となっている。381%402%もう少し具体的に、生活保護率が一番高いのはどの地域なのか。厚生労働省が、全国市長会を通じて、生活保護率の高い3市釧路市·大阪市·高知市に依衣頼した「生活保護率における地域間格差の原因分析のための調査」レポートが公開されている。その中の大阪市の報告17年7月付興味深い部分がある。に、これは、「貴市の生活保護率を高めている要因について、貴市の分析内容を具体的にご教示ください」に対する回答の一項目だ。あいりん地域の日雇労働者が高齢化、建設現場の機械化等により仕事がなくなり、ホームレス化や生活保護が増加し、保護率押し上げの要因となっている。
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ちなみに平成16年10月の数値で大阪市の保護率を見てみると、市全体の被保護者数が100881人、保護率38.3%であるが、西成区20417人およびあいりん地域の被保護者数3273人、市内の行旅病人3890人、各区の生活保護施設入所者1775人を差し引くと被保護者数が71526人、保護率が28.6%と約10%の減となる。
あいりん地域の被保護者数は正確な数値はでないが、少なくとも地域内で居宅保護を受けているケースは平成16年度で5950世帯、更生相談所の取り扱いケースが3293世帯となっており、おおよそ9000あまりが保護を受給している。あいりん地域の人口が不明確であるため正しい保護率は計算できないが相当数の保護率になっていると推測できる。大阪市のホームレス数は平成15年2月調査で6603人となっており、聞き取り調査によると大阪府下出身者は2割にとどまっている。あいりん地域で起居する労働者の出身地については正確な調査結果はないが、生活保護施設入所者や毎年冬に実施している越年対策事業の利用者への調査結果にさらに、大阪市内出身者は全体の22%で大阪府下が13%で残りの65%が他の都道府県出身者であるという数値がでているよると、9000人の生活保護受給者が暮らす、あいりん地域あいりん地域とは、大阪市西成区萩之茶屋周辺を指す通称。
釜ケ崎とも呼ばれる。東西300メートル、南北800メートルほどの地域だが、ここに9000人あまりの
生活保護受給者が集中しているというのだ。あいりん地域の人口は、路上生活者が多いためはっきりしないが、3万人程度と推定されている。つまり、この地域に限れば、生活保護率は30%に達することになる。平成18年末、大阪市市民局は、あいりん地域の3つの施設に、合計4000人近い実態のない住民登録がなされていたと報告し、マスコミもこれをいっせいに報道した。生活保護や、日雇い労働者の失業手当求職者給付金等は、住所がないと受けられないため、地区の支援団体が、多くのホームレスを自らの施設に住民登録していたのである。
ちなみに大阪市西成区の生活保護率は、平成19年9月のデータで16.7%。大阪市の平均の4倍以上に達しており、ここが生活保護率日本一であるのはほぼ間違いないと思われる。
ここに住む人々は、どんな暮らしをしているのか。果たして幸せなのか不幸なのか。それをかいま見るため、まず大阪出身のスタッフが突撃を敢行した。あいりん地域の中枢部にあるあいりん労働福祉センターには、今も多くの労働者や路上生活者で溢れかえる。労働者の町としての歴史の紐を解くと、それだけで何冊もの本が書けてしまうが、過去には警察や行政から非人間的な扱いを受けたことなどで、何度も暴動騒ぎが起こっ汚いだけでなく、治安が著しく悪かった時代もあった。

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ており、数年ぶりに訪れた新今宮駅前の第一印象としては、やはり空気が臭い。改札口を出た瞬間からアンモニア臭が漂ってくる。
一泊1000円台で泊まれる激安宿泊施設の一部が、外国人観光客を取り込む町おこし的なPRに力を入れたため、近年になって街のムードは急激に変わりつつある、といった話を聞き及んでいたが、実際にはあまり変わっていない印象だ。あいりん地区は、数百メートル四方の土地に、千人規模の路上生活者と日雇い労働者が暮らす路上人口過密地帯で、道ばたで用を足す者が多いため、街全体がアンモニア臭いのである。実際今回の取材でも、いたる場所で立ち小便をしている路上生活者を見かけた。
新今宮駅前の道路を渡ってすぐにある「あいりん労働福祉センターあいりん労働公共職業安定所」に近づくと、息が苦しくなるほどの臭気に襲われた。訪れたのは8月下旬の猛暑日。気温36度の暑さだった。この臭気は、秋口を迎えて気温が25度以下になると半減する。あいりん労働福祉センターの、コンクリート打ちっ放しの無機質な建物の1階には、ざっと150~200人ぐらいの日雇い労働者および路上生活者たちが、うつむき加減で地べたに座り込んだり寝にろんだりしていた。時間は平日の昼下がり。朝の時点で仕事にありつけなかった人か、集合時間が午後やタ方の仕事を待つ人たちである。
あるいはこの労働福祉センターの建物自体を仮の住居とし、雨風をしのいでいる人たちも多く、仕事があっても気に入らなくて就労しなかった人もいる。私物を広げて自分の所定の場所を確保し、パイプ椅子の上で悠々と寝ている人も多いが、表情は暗い。ワンカップ酒を片手に、うつろな目つきでブツブツと独り言をつぶ
やいている人も多い。その他、仲間と将棋を打つ人、ホームレス然とした感じの人、死んだように眠っている人など、様々な人が集う。高齢者対策の軽作業も斡旋そんな人たちが群がる中に突入するのは少々勇気が必要だったが、よそ者がウロウロしながら、時にデジカメで写真を撮ったりしても、身の危険を感じるような緊迫した場面を迎えることはなかった。
各自それぞれ、他人にはあまり関心がないという様子だ。レポーターの身なりがヨレヨレシャツにボロボロズボンだったので、違和感なく溶け込めたのかも知れない。なんとなく話かけやすそうなオーラを放っている人を見つけ、「初めて来たんですけど、ここにおったら仕事はもらえるんですか?」
と尋ねてみると、「やる気さえあったら仕事はなんぼでもある。要は、やる気があるかないかや」という、至極前向きな答えが返ってきた。そればかりか、「あとは、最初の現場に行った時は、親方に気に入ってもらうこっちゃな。頑張るやつのことはちゃんと見てくれるから」と、とても親切な態度で接してくれた。労働福祉センター内には、普通な感じの人も少なこうしたごくくない。ここで就労できるのは、建設現場での助手や工場作業員、ガードマンや道路清掃などの肉体労働が中心。溶接や大型特殊運転免許、フォークリフトの運転免許、チェーンソーでの伐木作業などの技能講習を受講することもでき、日雇い労働者たちに資格の取得とスキルアップを促している。日雇い労働者の高齢化に伴い、輪番紹介と呼ばれる特別な就労対策も実施。
55歳以上の高齢日雇い労働者を対象に、あいりん労働福祉センター内の清掃作業やまた、大阪市内の草刈り作業などの、肉体的負担が小さく就労時間も短い(5時間)仕事を斡旋するものだ。日当は手取り5700円。一日に196名が紹介を受けられる。さらに、肉体労働が中心のため、労働災害のために就労意欲があっても就労できない人たちのために、労災休業補償給付金の一部立替貸付を実施したり、賃金の未払いや、労働条件違反などの就労に伴うトラブルの相談や苦情処理にも対応するなど、日雇い労働者たちの生活の安定を図るための様々な処置が施されている。
その他、日々の生活に困っている労働者に対する相談事を幅広く受け付けており、日雇い労働者のよろず相談&救済施設としても機能している。あいりん労働福祉センターの1階はフルオープンで、風通しの良さそうな設計なのだが、それでも1階の奥は、異臭がもっとも強く立ちこめる場所でもある。